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「大人のADHD(不注意欠陥衝動性障害)」理解度チェック ~第3弾~

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前回は、大人と子供のアスペルガー症候群の理解度チェックを紹介しましたので

今回は、大人のADHD(不注意欠陥衝動性障害)の理解度チェックです。

私も、日ごろから「発達障害」について勉強のため様々なサイトを見てまわります。

当事者のサイトから、パートナーのサイトまで、いろいろなサイトを見ていくなか

当事者でもなければ、勝手に「発達障害」と決めつけて書いてあるサイトをよく目にします。

「発達障害」=人間失格 と言わんばかりに書かれているサイトもよく目にします。

もし、この記事を読まれている方で、病院に行ったことがない、少なくとも

出版されている書籍を読んだこともないという方は、まず1冊でもいいので本を熟読して

知識を得てからインターネットに書かれていることなどを参考にした方がいいと思います。

インターネットの記事は、間違いが多いことを、よく理解されたうえで参考にした方がいいと思います。

大人のADHD ~おすすめ書籍~

2015.08.16

私のブログも同じです。あくまで私の経験の話ですので正しいのかどうかはわかりません。

ただ、病院と書籍から得た知識をもとに行動している私の経験が書かれています。

 

どれくらい大人のADHD(不注意欠陥衝動性障害)について知っていますか?

今回は、大人のADHD(不注意欠陥衝動性障害)を学ぶ前にどれくらい自分が

ADHDについて知っているのか?

チェックしてみてください。

参考: ナツメ社 図解 よくわかる 大人のADHD

 

 

私の一押し書籍です。

Q1. ADHDは子供の障害?

A1. ×

子供の時にわかることが多いのですが、大人になって気がつく人も少なくありません。

子供の時は、周りの環境がADHDの特性を受け入れてくれることが多いのですが

成長とともに問題に付き合ったり、社会に出てから困る人も少なくありません。

Q2. ADHDは子供の時と大人の時と違う

A2. ○

大人の方が、周囲からの理解を得られにくく、摩擦やトラブルが起こりやすくなります。

子供の時は、周りが子供として扱ってくれるため理解してもらえることが多いのですが

社会に出てからは、不注意について叱られたり責任という重圧がのしかかってきます。

 

Q3. ADHDはどこの精神科でもいい

A3. ×

発達障害の専門医は、増えてはきていますがまだまだ少ないのが実態です。

受信前に事前に相談していくといいと思います。また、問診や心理テストによる診断をうけることが

重要となります。

そういうこともあるため、専門医を見つけて早めに予約を入れることが大事です。

専門医の病院は、予約待ちが多く予約を取ろうと思ってもとれるものではありません。

Q4. ADHDは甘えなどの性格。

A4. ×

ADHDは、先天性の脳機能の障害です。

脳の神経伝達物質などの動きが十分でないことで起こると指摘されています。

発症の詳しい原因はまだ解明されていませんが、成長過程の教育やしつけが

原因となることはありません。

Q5. ADHDは治すことができる。

A5. ×

ADHDを治すことはできませんが、薬で症状を抑制することはできます。

薬により、一時的に自己コントロールの困難を改善することができます。

服薬と合わせて苦手を補うための環境調整を行ったり、社会の適応力を向上せることが大切になります。

 

Q6. 苦手なことを克服することが大事

A6. ×

苦手なことを克服しようとしても、なかなか難しく困難です。

まずは、ADHDの長所である発想力やフットワークの軽さを活かす方が

活躍できます。

苦手なことは、メモや予定表などの習慣づけである程度克服できます。

 

 

Q7. ADHDの人は事故に合いやすい。

A7. ○

これだけは、絶対に自覚した方がいいです。正直に多いです。

自分がどれだけ危険かを自覚して、人一倍気をつけなければ

自分も他人の命までも奪うことになります。

日常的なケガも多く、ADHDの特性でもある不注意と様々な見通しの甘さから

事故も多いようです。

 

詳細は書籍を熟読してみてください。

きっと、理解が深まり役に立つと思います。


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