サイトアイコン 夫婦奮闘記 アスペルガー&ADHD

息子のADHD


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まず、私がADHDを知るきっかけとなったのには2つのポイントがあった。

ひとつは、「息子がADHD」でないかと言われたこと。

もうひとつが、妻からの離婚宣告だった。

参考【離婚?妻の浮気?性格の不一致? ~親権・弁護士・発達障害~

まず、息子のことを書こうと思う。

息子をおかしいと思ったのは妻だった。

理由は・・・

  1. 意味もなく泣き叫ぶ。
  2. 泣きだしたら、いつまでも泣く。
  3. キレたら手におえないほど暴れる。
  4. 無駄に「おかあさん・・・おかあさん」と言っている。
  5. ダメだと言われたことを何度もする。
  6. いうことをきかない。
  7. 何度言っても忘れ物をする。
  8. すぐにキレる。
  9. 言いたいことを上手に伝えられない。

これを聞いて、私は・・・

えっ?子供ってそんなものじゃない?

「お前は、そんなにこの子を異常者としたいのか・・・」と言った。

私は、つい最近までそう思っていた。

離婚宣告を受けたときにも、「子供を異常者呼ばわりしないでくれ」

「なんでも病気にするな」と私は言った。

私がもっと重度のADHDと気が付いていなかった時の話だ。

私のADHDについては、また別の記事で書こうと思います。

妻はそんな子供を心配して、話を聞こうともしない私を無視して 市の育児発達相談窓口に相談に行って

診断してもらった結果、「そこまでひどくないがグレーゾーンです。

この子が生きやすいようにサポートしてあげてください」と言われたそうです。

そして、妻は先生に「でしたら・・・すぐにでも専門医へ・・・」というと

「そういうところは、何か月待ちかわかりませんし、今の状態で行っても

薬も出せないでしょうから、治療にならないと思う」的なアドバイスをいただいたらしいです。

私は、確かに聞いた覚えがある・・・・でも記憶がない・・・・・

そんな話を聞いても・・・・「精神科医のいうことなんて・・・・」という思いがあり

妻の話を聞こうとはしなかった。

というのも実は、私には精神病院に通い続けた兄がいた。

そして、その兄についていくつもの精神病院の先生と話したが・・・

兄の気持ちをわかる先生なんていなかった。

参考【兄の自殺

むしろ俺のほうが兄の気持ちなどよくわかっていると思ったことも多々あった。

きっと、そんなこと考えたのも、自分がADHDだったせいもあるのかもしれない。

私は、そんな息子にずっと間違えた教育を8年間もしてきた。

  1. 絶対に甘やかさなかった。
  2. 男は強くなれ、泣くな!歯を食いしばれ!
  3. お兄ちゃんだから
  4. なんでも、さっさとやれ
  5. 急げ!ぐずぐずするな!
  6. 時間がない!
  7. いつもいつも、なぜわからない。
  8. 俺がダメと言ったらダメなんじゃ~
  9. お前は俺をなめているのか
  10. なぜ、忘れ物ばかりする。馬鹿か?

と息子を責めていた。

頭では、「子供は褒めて育てる」とわかっている。

だから、水泳や山登りなどではいつも褒めていた。

 少し、話がそれるが・・・息子と私は、登山が大好きである。
5才の時から高い山を登り、冬になると雪山登山もやっている。
登山道具も、子供用まで本格的なものを揃えている。
正直、大人でも息子のペースにはついていけない程度にすごい。
まったく、私と同じペースで高い山を登るのだから・・・・・
それは、心からすごいことだと思えていたからだのかもしれない。

 

私は、いろいろ褒めようと思っていたにも関わらず褒めていなかった。

その理由を考えてみた。

  • 努力することは普通で褒めることではないと思っていた。
  • 誰もが頑張っているんだ。
  • それくらいなら俺にもできた。
  • 他の子はできている。
  • この年だったら、できて当たり前

おっ!!!! ちょっと自分で気が付いてしまった。

私の子供の時、ADHDによって勉強もできなかったし不注意による事故も多かった。

子供のころ交通事故なんて5回もあっている。

だから、息子に自分ができなかったことをできるようにしようとしていたのかな????

息子が通知書をもらった時、私は通知書に書かれた

できていなかった場所からチェックして指摘した。

これは、嫁が私に指摘してわかったことだった。

通知書といえば、私の通知書は人には見せられないほどひどかった。

良かったのは、算数と図工だけだった。

ドラえもんの のび太クン みたいな点数だった(笑)

だから、心では 息子をすごい とも思っていたのに・・・・・・

妻や子供たちから、見れば違ったのだろう。

そして、昨日さっそく息子の通知表を見るチャンスがきた。

「よし、ほめるぞ~」と意気込んでみたけれど・・・・

こんな時に限って 成績下がっているんだもん・・・・

少しは、上手に褒められたかな?

反省点は、今このふん雰囲気で「できていないこと」を指摘したのは

妻に対しても息子に対してもマイナスだったかも・・・・

今は命の危険のない出来事は、妻に任せておこう。

子供のADHDは、まずは大人が勉強して正しく理解することだと思います。

私は、自分がADHDになって勉強しているので、たくさんの苦労と経験がある。

だから、息子が混乱するタイミングや頭がグチグチャになっていたり

それを通り過ぎると、何も考えていない本能のままに暴れる感覚もよくわかる。

今、読んでいるさまざまな本が私の子供のときにあったら・・・教えてくれる人がいたら・・・

そして、特異な行動力やアイデアを捻出する能力を育ててくれていればどんなに楽だっただろう

 もし、子供がADHDのご両親がこの記事を読んでいたら何も心配いりませんよ。

あなたの息子さん・娘さんはすごい能力の持ち主です。きっと、複数のことを同時に考える頭を持っています。

そして、それを乗り越える予想もつかない自分でたくさんの知恵やアイデアで、マルチタスクな人間になります。

不注意を避けるために、予想もつかない自分でたくさんの知恵やアイデアで

考えることにより、事前察知能力がズバ抜けて成長します。

ただ、それは本人にとって、きついことです。

どうか、子供たちが楽になるように考えてあげてください。

大丈夫、いろいろな失敗もしますが強くなりますよ。

ただ・・・・穏やかに過ごせる訓練や考え方を少しずつ教えてあげればいいと思います。

そのためには、まずADHDについて正しく勉強することだと思います。

お願いです。「どうして・・・どうして・・・」「なぜ・・・なぜ・・・・」と追いつめるのだけは

やめてあげてください。

参考【クリニックの予約

参考【ADHDの息子もクリニックへ

参考【ADHD こども専門クリニック 予約できました。

 


 

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