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今日は、当事者からのメールについて回答を書いてみようと思います。
私にとってもよくあるのですが、話をしていると
私が責められているように感じる時があります。
もちろん、実際に責められていることもあるのですが・・・・
何気ない会話で突然、カチン!!と来ることがよくありました。
というのが、今はそんなに感じなくなってきたのですが・・・・
ちょっと、「こうした方がいいのでは??」なんて言われると
全てを否定されたように受け止めてしまうのです。
例えば・・・
旅行中、高速道路で車を運転していたとします。
たまたま、ちょっとアクセルを踏みすぎたり、下り坂でスピードが出て
「ねえ~少しスピードもう少し落としてよ~」と言われると・・・・
まるで、「へたくそ~お前運転するな!!!」と言われたのと同じくらい
反応してしまうことがありました。
カチン!!ときて、さらにアクセルを踏み込んだりしたこともありました。
他にも・・・・
子供に、勉強を教えてあげているとき・・・・
ちょっと、口調が厳しくなったときに・・・
「もう少し、やさしく教えてあげたら」と言われると
「あんたは、教えなくていい」と言われたように反応してしまいました。
アスペルガー症候群は、相手の言うことの真意を受け止めることがとても苦手です。
その反面、攻撃的なアスペルガーは多く、いつも戦闘態勢になってしまうことが
多々あったような気がします。
実際、人はそんなに攻撃的にはならない・・・・ってことがわからないのです。
最近の私は、極端に怒らなくなりました。だからわかってきましたが・・・・・
人は、滅多なことに真剣に怒ったりしないものだと・・・・・・
私は、なんであんなに毎日、真剣に怒ることがあったのでしょう。
そして、その行動自体が、いつも自分が責められているように感じていたのかもしれません。
注意されたとき、怒るのでなく・・・・「そうだね」と一言いえば
平和な日々が送れる気がします。時々は腑に落ちないこともあるでしょう。
例えそうであったとしても、アスペルガーにとっていつも責められていると感じながら
生きていくより、ぐーんと楽に生きていける気がします。
実際に、相手もそんなに責めていたのではないと思いますから・・・・・
あと、アスペルガーが言葉の裏を読み取ろうとすると・・・・
結構、間違えて読み取ることがあります。
「ねえ、パスタ食べに行こうよ」
「パスタね~??」
「俺と食べに行きたくないんだろう!もういい」
実際には・・・・
そうじゃなくて・・・・
「パスタではなく、和食が食べたかった」のかもしれないのに
「パスタが嫌」ということを考えきれなく、
一緒に食事に行くのが嫌だと思ってしまったりします。
こういう、すれ違いがコミュニケーションの苦手な要因として
現れているのではないでしょうか?
きっと、こういった失敗も怒ってしまうから失敗するのだと思います。
スピードや勉強についても、「そうかなぁ~?」と優しく言えば・・・・
パスタも、仮に「俺と食事行くのいや?」と勘違いしてもやさしく言えば
「そうじゃなくて、和食が食べたいの」と和やかに会話が成り立つと思います。
これは、最近、私も実感しています。
子供たちが、「お父さん、お父さん」と言って話をしてくるようになったのは
私の話し方が変わったからだと実感しています。
未だに、会話の時に戦闘態勢で挑んでいませんか?
だとしたら、うまくいかなくても仕方がありません。
もし、アスペルガー症候群の当事者でいつも自分が責められていると感じている方がいましたら
きっと、そんなことはなく気のせいだと思った方が幸せだと思います。
そして、自分自身が人を責めないように気を付けると、受け止め方も変わってくると思います。
何か腑に落ちないことがあったら、メールで愚痴ってください♪聞きますよ~
お互い、アスペルガー対策について考えていきましょう。
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