アスペルガー症候群の「勝手にして・勝手にしろ」や「好きにして・好きにしろ」の意味

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よく、「勝手にして」、「好きにして」と言われることがあります。みなさんはどう捉えますか?

きっと、「その前後の話によって違うでしょう」と答えるでしょう。

しかし、「勝手にして」、「好きにして」と言われると、

アスペルガー症候群の人は、そのまま「勝手にしていいんだ~」「好きにしていいんだ~」と許可をもらったと思います。

アスペルガーにとって、こんなわかりにくい言葉はない。

「勝手にして」とはいったい。

「もう仕方ないわね~勝手にしていいよ。」

と言われれば、仕方なく同意はしてくれたと思う。

 

「勝手にして、私は許さないけれどね」

と言われたとき、同意はしていないけれど許してくれたと受け取ってしまう。

 

先日のバレンタインの飲み会の失敗と同じだ。

言葉の裏側・気持ちを読み取れないアスペルガー症候群の特性

2018.02.15

 

 

どうして、こんな面倒な言い回しがあるのだろう?

「仕方ないわね~いいよ」や「絶対ダメ」ならわかりやすいのに・・・・

 

と言いつつ、私自身もよく使っている言葉だったりする。

とくに、話し合いなどをしている時、口負かされそうになると「もういい、勝手にしろ」とよく言うことがあるのだ。

その時は、納得していないのに、その先何を話しても無駄だと思ったとき、逃げ出す捨て台詞の場合が多い

こうして、自分に置き換えてみると・・・・

人は、「もう何言っても、こいつ聞く耳もたないなぁ」と思ったとき「勝手にしろ」という傾向にあるのかもしれない。

決して、許可したわけではなく

「やれるもんなら、やってみろ! ただ その後は知らないけれどなぁ」

という気持ちが含まれているケースが多いのではないだろうか?

 

「勝手にして」や「好きにして」という曖昧な言葉は、アスペルガー症候群にとっては逆の意味と認識していた方が無難なのかもしれない。

もしかして、これって当たり前のことなのかな?

日本語って難しいですよね?

似たような言葉に、「自分で考えれば」というのもよくある。

自分で考えて、「いい」と思って行動したら、怒られることがある。

「適当にやっといて~」と言われ適当にしていると怒られる。

世の中には、曖昧な言葉があふれ返っているのだ。

「勝手にして」や「好きにして」という言葉は、「勝手にしちゃダメ」「好きにしちゃダメ」という意味がほぼ正しいみたいですね。

 


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2 件のコメント

  • いつも言葉通りにしか受け取れない自分は妻と喧嘩になった際に
    勝手にして、もう好きにしたら、などと言われると本当に好きにしてしまい余計に喧嘩が広がってしまう事が多々あります。最近になって本当はそうではないんだと気が付きました。(丁寧に説明を受けることで)ならば逆になぜもっとわかりやすく言ってくれないんだ?俺が曖昧な事わからないの知ってるだろう?と逆ギレをしていました。だけど相手はそれすらも出来ないくらい私に辟易している事に後になって気が付きます。どこまでいっても自分本位でオレオレ症候群から脱出出来ない今日この頃です。

    • きっと、そのまま受け止めてしまうことを気を付けても、数は減っても失敗はしてしまうのでしょうね。
      だから、そのあと喧嘩にならないようにするしかないのでしょうね?
      とにかく、怒らないことです。
      「また、やってしまつた~ごめんね~」でいいんじゃないですかね?

      きっと、ストレートに「ダメ」と拒否されても、納得できなければ、また喧嘩になってしまったりするので
      どちらにしても、相手の気持ちが理解できないと勘違いしてしまいますよね?

      やっぱり、日頃からゆっくりと落ち着いて穏やかな生活を心がけ生活することが大切なのかもしれませんね?
      さっき、テレビでデンマークのヒュッゲという生活スタイルが紹介されていました。
      世界でブームのきっかけとなった本が紹介されていたので、さっそくアマゾンで注文してみました。
      今度紹介しますね。

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