カサンドラ症候群の回復 ~魔法の言葉 「頑張ったね」「頑張ってね」~


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「頑張ったね~」の一言が言えないアスペルガー症候群

これが、カサンドラ症候群の回復に一番大事だった・・・・・・

そう感じたのは、つい最近のことだった。

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以前の私は・・・・

  • 頑張るのはみんなやっていること
  • 頑張っていない人なんてこの世にいない
  • 頑張っていることは、人にアピールすることじゃない
  • 頑張ったからって結果がすべて
  • 意味のない頑張りは頑張りではない

こんなことを考えていました。

パートナーや周りの人は、本当にきつかっただろう。

最近は、そんなこと言わないようにしていたけれど・・・・

 

先日、あることから・・・・

週末に、休日出勤で頑張ろうとしていた人に

「頑張ってね」と言うと・・・・「ありがとう!」と喜ばれた。

「えっ????」と驚いた・・・・

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一般の定型の人なら、私の感情に驚くのだろう。

しかし、アスペルガー症候群の私には、まだピンと来ていなかった。

ちょうど、同じときに目の前に、仕事を失敗して落ち込んでいた女の子の同僚に

「頑張ったね」と言うと・・・・

うれしそうに・・・「ありがとうございます」と言われた。

 

あっ・・・・・そうなんだ・・・・・

私自身、頑張るのは当たり前だと思っていた。

しかし、頑張っても なかなか認めてもらえない寂しさは

日々実感しているのでわからなくもない。

人は、評価されたり・・・励まされたりするとうれしいのだ。

 

私は、「頑張ってね~」「頑張ったね」というのは

簡単に使う言葉ではないと思っていました。

しかし、本当はいつも使っていい言葉なのだと感じました。

特に、カサンドラ症候群に陥ったパートナーには、大切な言葉であった。

 

実際に、カサンドラ症候群に陥った人たちの一番の原因は

頑張りすぎが原因と言っても過言ではないでしょう。

毎日毎日、アスペルガー症候群を相手にすること以外にも

普段から頑張っている人が陥るうつ状態なのだろう。

それを、ダメ出しされ評価もされなければ うつにもなりますよね。

 

今年、はじめに

  • 相手の話を素直に聞き取り行動すること。
  • 会話は、否定から入るのでなく肯定するところから入ること。
  • 間違えたと思ったら謝ること。
  • 「ありがとう」「助かりました」を沢山使うこと。

という目標を掲げたけれど・・・

  • 「頑張ったね」「頑張ってね」を沢山使うこと。

を追加しようと思う。

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この言葉は、今まで私が「頑張った」「頑張らなければいけない」と

認めたときだけ使ってきた言葉だった。

私にとっては、頑張ることは当たり前でみんなが頑張っている

ことだから・・・・そんなの当たり前のことでしかなかった。

だけれど、「頑張ってね」「頑張ったね」はその人の頑張りを

を評価ために使う言葉ではない。

その人自身の存在を認める言葉だと思う。

 

あと、私には うつ病で自殺した兄がいる。

頑張りすぎて うつ になった。

だから、「頑張れ」という言葉があまりいい意味で

感じていなかったこともある。

参考【兄の自殺

以前に、妻は「あなたは私を評価しない」と言っていたことがある。

私自身は、ちゃんと頑張ったときは認めているのに・・・と思っていたのだけれど

今、考えてみると私の中で「頑張っているね」という言葉を知らなかったんですね。

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これからは、息子たちに対しても、同僚にも

「頑張ったね~」「頑張ってね~」と声をかけようと思う。

大バーゲンと言われようがいいや~

もっと、簡単に使っていこうと思いました。

そして、家族が本当に頑張ったと思ったときはケーキでも買って祝って

同僚だったら、飲みにでも行って労ってあげよう♪

 

たったこれだけのことだったんですね・・・・・

私も少しは成長しているのかな???(笑)


 

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