子供のADHD ~基本編~

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さて、そもそもADHDだのアスペルガーって・・・・私だけの問題ではなかったんでした。

もっと大事な、息子の発達障害についても我が家の問題でした。

これも、自己中心的な自分を中心にしか考えられない、アスペルガー症候群の特性でしょうか?

私の経験も話せるので、子供のADHDについても話していきたいと思います。

こんな記事を書いておいて・・・言うもなんですが・・・・
私と息子のケースを書いているだけです。
「ADHDの子供には、こうすべきだ~」なんてことは言ってません。
私も、いろいろなブログや書籍を読んでいますが・・・・
必ずうちの子や私の症状と一致しているわけではありません。
それは、子供たちによって環境が違うからです。
必ず、専門医のアドバイスに従って行動してください。
参考にはなると思いますが・・・・強い思い込みは子供のためになりません。

ADHDの子供って?

ADHD(Attention Deficit Hyperactivity Disorder) 日本語で注意欠陥・多動性障害と言います。

不注意が多く、落ち着きがないなどの行動を起こすことで、さまざまな誤解を招きやすい障害と言われています。

簡単に、一般的な表現でいうと 「自分をコントロールできない障害」と言えると思います。

自分をコントロールできないがために、様々な支障がでます。

これは、本人が意図的にしていいる行動ではないことを理解してください。

生まれつき、脳の機能が十分に発達できていないことが原因と言われています。

一般的に・・・・こう聞くと・・・この原因だけで『問題児』として扱われてしまうでしょう。

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誤解されやすい子供たち

我慢ができない子供・わがままな子供と言われる子供たちがいます。

授業中に席をたったり、静かにしていられない などの子供たちです。

その子たちは我慢できないのではなく、

脳が指令を送る力が弱いため起きてしまいます。

喧嘩早く乱暴な子供たちは性格ではなく、衝動の抑制がききにくく手がでたりする。

決して、「いじめてやろう」とか「なぐってやろう」としているわけでなく

きっかけがあるのです。ただ、ちょっとしたことでも衝動の抑制がききにい

ために手がでてしまうんです。

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人の邪魔をしてしまう子供たちは、考える前に行動して、一方的に話をしてしまうため

自分勝手な子供と言われてしまいます。

まだ見ていない人にアニメの結末を言ったり、学校で手をあげずに

先生が指す前に発言したり・・・人が話している間に入ってしゃべったり・・・・

時と場所を考えずにしゃべりだしたりするんです。

そして、成績が悪く学習能力が低いと言われますが、集中力がない為にミスが多いことが

成績に影響していることもあります。

知的障害とは違うんです。

 

要するに、とらえ方ひとつでこんなに違うということです。

ちなみに、私の子供時代はすべて一致しています。それに比べ息子は全然いいですね~

そして、希望は・・・私はADHDの症状のほとんどが別の行動で抑制できているということです。

 

ADHDの特性

【不注意】【多動性】【衝動性】の3つの症状が主な症状です。

不注意の特徴しては

  • とにかく忘れ物が多い
  • やりかけのまま放ってしまう
  • 周りに気をとられやすい
  • 整理整頓ができない
  • 怪我事故が多い

多動性の特徴は

  • 無意識に体が動いてしまう。
  • じっと座っていられない
  • そわそわ常に体を動かす
  • ずっとしゃべっている
  • 静かにできない

多動性の特徴は

  • 衝動的でブレーキがきかない
  • 気に食わないと乱暴をはたらく
  • 順番待ちができない。
  • 会話の途中でも話し出す。
  • 手もあげずに答えをいう。

そして・・・ADHDの子供たちは・・・

通常、子供たちはADHDではなくても、まだ未熟で

わがままだったり、喧嘩したりするのですが・・・・・

通常、しばしば制御したりしているので、そこまで問題にならないのですが

ADHDの子供たちは、すぐに相手の攻撃を衝動的に対応してしまうため

スケープゴート(悪者)にされやすいのです。

だから、学校でも家でも近所でも・・・・怒られてばかりなんです。

もし、ADHDの子供をお持ちの子供をお持ちの方思い出してください。

「うそつかないで・・・・」

と怒ったことないですか?

私も、子供のころよくあった光景です。そして、私が息子に言っていた言葉です。

ADHDの子供が一生懸命に訴えているときがあります。

是非、このことは知ってほしい。

わかってあげられるのは、私たちだけだと思います。

教えることは、その後ことだと私は思います。まず助けてあげませんか?

私はADHDの子供の味方(笑)

怒られてばかりの子供はどうなるでしょう・・・・

「お前が悪い」
「どうしてお前はできないんだ」
「考えればわかるだろ」
「馬鹿か?」
「なにやってんだ」
「何やっても駄目だな」

さてさて、まだ心も未熟な子供たち・・・・

そして、どうしてできないかわからない子供たち・・・・・

こんなに責めたらどうなります?

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もう、子供は「ぼく(わたし)は、何やっても駄目なんだ」

自尊感情はボロボロ 心のバランスも崩してしまい。

向上心や意欲といった、子供にとって一番大事な感情を壊していることに

気が付いてほしい。

といっていますが、私が息子にしてしまっていた行動です。

「子供のため」「教育のため」・・・・・

みんな、口をそろえてこういうでしょうね。

でも、その愛情の方法をちょっと変えていただけるとADHDの子供たちは

もっと楽になるのではないでしょうか?

ADHDの子供だって、出来たことをほめてもらえるとうれしいし

努力するんですよ。

ではどうする。

まず、元気であればそれでいい!!!!

ADHDは、障害ではない「個性」であり「才能」です。

先日紹介したように、ADHDでも沢山の有名人がいます。

参照【ADHD 芸能人 / 有名人

克服させようとすれば・・・私みたいにアスペルガーの特性が強くなったり

様々な二次障害を育てることもあります。

ADHDは、LDやアスペルガー症候群など他の発達障害と合併しやすい

障害でもあるんです。

ADHDは発達障害のひとつ (文科省ガイドライン)

LD 学習障害

LDとは、知的障害ではなく 聞く・話す・読む・書く・計算するなどの能力のうち

特定のものの習得と使用に著しく困難を示す障害

私も子供のころはありました。

私の場合は、本を読むとき、スムーズに読めませんでした。

国語のテストでよく見た・・・・うえの文章の「これ」は何をさしていますか?

という問題が文章がわからなく・・・・わからないのです。

私が本を読めるようになったのは・・・コンピュータの本を読みだしてからなので

小学校6年生くらいでした。

あと字をマスの中に書けず、文字の大きさがバラバラだったんです。

これは、私はマスの大きなノートが好きでした。

でも・・・高学年になると・・・・細い行のノートになりイライラしていたのを

今でも覚えています。

今でも、私は細い行間は嫌いです。

ADHD 注意欠陥・多動性障害

ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、および

衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で社会的活動や学業の機能に支障をきたすもの。

7歳以前に現れ、その状態が継続さし、中枢神経系に何らかの要因による

機能不全があると推定されている。

文科省のガイドラインって難しい言い方しますね~(笑)

ADHDについては、他でもいっぱい書いたのでちょっと手抜き♪

高機能自閉症

高機能自閉症とは、3歳くらいまでに現れ、他人との社会的関係の形成の困難さ

言葉の発達の遅れ、興味や関心が狭く、特定のものにこだわることを特徴とする

行動の障害である自閉症のうち、知的障害の遅れを伴わないものをいう。

中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されている。

よく、2才とかの検診で言われてショックをうけている親がいますよね~

ちなみに、息子も「傾向がある」といくつかの指摘はうけていました。

 

発達障害はクラスに2~3人はいる

発達障害は、通常学級でADHDが2.5%  LDが4.5% 高機能自閉症が0.8% と全体の6.3%が

発達障害があると文科省の実態調査がある。

だから、いいんだ~ とは言えませんが・・・・

それだけ、特別ではないということです。

そして、その子供たちが全員人生に困るわけでないということです。

発達障害だからこそ伸びる能力もたくさんあることを知ってほしいです。

ADHDは近代のものではない

実は、昔からいたんだ・・・・

ただ、昔はガミガミオヤジに厳しい怖い先生がいっぱいいたからね~

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ADHDの子供たちは、それはそれは恐ろしくて・・・・

おびえながら生活していたんだろね~

私の父も厳しかった~先生も厳しい先生は、1m定規で太ももたたいていたよな~

今なら大問題だよ。

でも、こういう大人たちに隠れて発達障害の子供たちは目立たなかっただけなんですね。

でも、これって言い換えれば・・・・

今、こうしている人たちも多いのではないでしょうか?

私もそうでしたから・・・・

参考【息子のADHD

参考【子供を信じてあげられなかった。

参考【ADHDの子供への注意

 

ADHDの3つのタイプ

不注意優位性

  • 女の子に多い
  • 忘れ物が多い
  • 勉強に集中できない
  • 遊びに集中できない
  • ボーとしている。
  • 物をなくす

ボーとしているため、人の話を聞いていないように勘違いされる。

身だしなみに気が回らないとか、片づけができないとか、物事を順序だてて

できないといった側面もみられる。

クラスでは目立たないタイプでADHDであることを気づかれにくいタイプでもある。

多動性・衝動性優位性

  • 手遊びが多い
  • 欲しいものをすぐに手に入れる
  • 落ち着きがない
  • 手足を動かすのを止められない
  • 気に障るとすぐに反応する
  • 男の子に多い

衝動性が抑えられずに、ちょっとしたことでも手が出てしまったり、大声をあげたりする。

授業中に教室を出て行ってしまうこともある。

こうした態度は、衝動性にブレーキがかからないためであり、

大人たちに「暴力的な子供」「反抗的な子供」という目で

見られやすい。

混合型

私も含めてだが、ADHDの8割がこのタイプです。

  • じっとしていられたい。
  • 順番が待てない
  • 忘れっぽい
  • 思ったことをすぐに口に出す
  • 音に敏感で集中できない
  • なくしものが多い

とにかく、不注意と多動性・衝動性がまじりあっている。

忘れ物は多いし、注意力も散漫、じっとしていられない、ルールは守らない

「混合型」と両方をもっていて度合いに関しては、それぞれで人によって異なる。

 

ちょっと休憩・・・・続きはまた書きます。

次は、もう少し踏み込んだ記事を書きたいと思っています。

ちょっと、時間をください♪


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